リハビリテーション課のスタッフ教育について
当院は回復期リハビリテーション病棟を4病棟有し、各病棟単位でPT・OT・STのチームを組んでいます。
各チームとも管理者、リーダー、サブリーダーを置き、経験年数を均等化することで、上のスタッフが下のスタッフを指導するピラミッド型の指導体系を採っています。
現在、スタッフ数の増加に伴い教育・指導面にも力を入れています。
年数に応じた教育制度の導入や、2年間のOJTによるフォロー体制を採用し、実施しています。
フォロー期間には、入職1年は1名の新職員に対し2名のプリセプター制を採用し、
2年目以降も1名は継続した指導者として残る体制をとっています。
2年目までは行動計画表や情報整理表を使用し、OJTによる教育・指導体制を採っています。
3年目までは年数に応じた到達目標や課題を設定し、目指すセラピスト像を明確にしています。
3年目以降は各自責任を持って、段階をおっての教育・指導業務を行ってもらっています。
その他当院での学習環境
■リハビリテーション科勉強会
年12回(リハビリ課全職員対象)
■症例検討会
毎月2回(回復期病棟配属全スタッフ対象)
■回復期・生活期合同情報交換回
毎月1回(リハビリ課全職員対象)
■研究グループへの参加
不定期(希望者)
資格
認定理学療法士(脳卒中): 3名
セラピストマネージャー : 1名
研究に関するお知らせ
日本リハビリテーション医学会学術集会
第50回(H26.6) 「当院大腿骨近位部骨折患者における超高齢者のFIMの検討」
第51回(H27.6) 「頚変性疾患術後患者に対する回復期リハビリテーション効果の検討」
東海北陸理学療法学術大会
第30回(H26.11) 「大腿骨近位部骨折患者の退院後移動形態の帰結に年齢が及ぼす影響」
全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会
第25回(H27.3) 「大腿骨近位部骨折患者の運動機能予後に認知機能が及ぼす影響」
第27回(H28.3) 「当院における脳卒中患者の下肢装具処方と歩行の帰結について」
「視床出血患者における脳室穿破の有無および血腫量と歩行獲得の関連性」
済生会学会
第68回(H28.2) 「当院通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションの意義」
「重症心身障害児施設における職員の腰痛発生状況と因子」
済生会リハビリテーション研究会
第1回(H28.3) 「回復期リハ病棟5年間のまとめ~退棟先について~」