看護部長あいさつ

ごあいさつ

明和病院グループは済生会創生の「救療済生」の理念に基づき、
地域に根差した回復期リハビリテーションを中心に、
思いやりのある質の高い看護・介護・福祉を提供しています。

近隣の急性期病院より、リハビリテーションを目的とした紹介患者さんを受け入れ、回復期リハビリテーション病棟および一般病棟で在宅復帰を主眼とした、地域密着型の病院(後方支援病院)としての役割を担っています。最近では、医療的処置の必要な患者さんや、脳卒中後の後遺症で高次脳機能障害、認知症の患者さんが多く入院されています。私たち看護部は多職種とチームカンファレンスを行い、ADLの拡大と、地域の中でその人らしく暮らしていけるように、在宅復帰に向けた療養生活支援、意思決定支援を行っています。
特にコロナ禍においては、感染防止対策で対面での面会は禁止となり、患者さんとご家族との相互の会話や連絡が十分ではない状況です。そこで担当看護師と介護士が、入院期間中にご家族に向けて、現状やADLの進捗についての連絡を行い、コミュニケーションを深めて繋がりを大切にしています。
さらに入院早期からこれまでの生活、背景、生い立ち、社会的役割、生きがい等の情報収集を行い、患者さんご家族が退院後のイメージが描けるようなアドバイスや支援をしています。
また、私たち看護部は、チーム医療の中で専門職としての役割が果たせるよう、自律した看護師・介護士を育てるための教育やキャリアアップの支援にも力を入れています。

明和病院グループは、様々な勤務形態も提供しています。回復期リハビリテーション病棟、一般病棟以外にも、重症心身障害児(者)施設「なでしこ」、介護老人福祉施設「明和苑」、訪問看護ステーション、通所系事業所を併設し看護の力を発揮できるいろいろな部署があります。きっとあなたに合った看護が見つけられる病院です。
私たちと一緒に思いやりのある質の高い看護を目指していきましょう。
随時、見学を行っていますので看護職・介護職を希望される方は、当院担当者までご連絡下さい。お待ちしています。

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済生会明和病院
看護部長/認定看護管理者
越川由美子

看護部の理念

私たちは、病院の理念に基づき、思いやりのある質の高い看護・介護を提供します。

●目的
  • 地域住民のニーズに応える医療・保健・福祉を総合的にとらえ、地域医療に貢献する。
  • 障害をもった方一人ひとりを大切にし、患者様の自立を支援する。
  • あたたかい心の通う看護ができる豊かな感性を養う。
  • 専門職として看護・介護の質を高めるため自己啓発に努める。
●目標
  • 個々の患者様の身体的・心理的・社会的なニーズを的確にとらえた看護及び介護を展開する。
  • 患者様の生活の質に視点をおいた自立への援助を行う。
  • 細心の注意を払い安全に留意し、事故防止と感染防止を実施する。
  • 患者様にあたたかい言葉、態度、思いやりの心をもって対応する。
  • 院内、院外教育などへ積極的に参加し、看護・介護職員の質の向上に努める。
  • 職員一人ひとりが経営意識をもち、業務の改善を実施する。
  • 適切な報告、連絡、相談ができる。
  • やりがいをもって働き続けることができる職場環境づくりを行う。

令和4年度 済生会明和グループ看護部目標

  • 1.安全で質の高い看護と介護を提供します。
  • 2.多職種と連携・協働してチーム医療の充実と地域貢献をします。
  • 3.病院経営に参画します。

看護部の概要

●看護体制

一般病棟84床(なでしこ50床を含む)

  • 一般病棟入院基本料13:1
  • 障害者施設等入院基本料13:1

回復期リハビリテーション病棟180床

  • 回復期リハビリテーション病棟入院基本料15:1

●看護部職員数

看護師78名 非常勤31名
准看護師24名 非常勤5名
介護福祉士95名 非常勤5名
ケアワーカー28名 非常勤11名

●勤務体制

2交代勤務

  • 日勤 8:30〜17:00
  • 夜勤 16:30〜9:00

部署により早出・遅出勤務あります。

休日 週休2日制(病棟は交代制勤務)

●勤務体制

チームナーシング
一部 機能別看護

看護部組織図

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2階西病棟

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病床数は34床の一般病棟で、看護体制は13:1をとっています。患者様は、回復期リハ病棟への転棟予定者・ADL全介助の患者など、様々な状況の方が混在しています。したがって看護師は多方面に目が届くことが求められるのですが・・・
その点については、20代~各年代の看護師が現在勤務しており、お互い助け合って仕事をしています。 新人看護師も病棟全体で育てていこうとスタッフ全員がかかわっています。子育て中の看護師も多く、昼休憩中は先輩からいろんなアドバイスももらえます。急性期のような慌ただしさのないぶん、ゆっくりと患者様と向き合った看護ができます。

3階西病棟

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回復期リハビリテーション病棟です。病棟は元気と笑顔溢れるスタッフが、患者様の日常生活動作の看護・介護をさせていただいています。病室からは緑がたくさん見え、のんびりとした環境の中リハビリテーションが円滑に行えるよう努めています。
普段私逹が家庭で行っていることを入院中の患者様は行います。患者様の可能な最大限の力が発揮できるよう援助していきますが、私逹の病棟は、患者様の趣味も見逃しません。
歌を唄うこと、折り紙、将棋と可能な限りの時間を使い、患者様の個々に合わせたレクリェーションを行います。そうするとリハビリに繋がり、患者様に笑顔が溢れます。その笑顔とリハビリテーションが円滑に進むのを見ることで、私たちの病棟も元気になっていきます。医師、リハビリスタッフ等、多職種と共に、チームの一員として一緒に働きませんか?

3階東病棟

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回復期リハビリテーション病棟45床です。急性期病院からリハビリ目的で転院されてくる患者様は「早く自宅に帰りたい」という思いで一生懸命です。私たち看護師は、そんな患者様の思いを汲み取り在宅復帰を目指して援助しています。
急性期病院のような慌ただしさに追われることがなくゆっくり患者様に関わることができ、車椅子で入院した患者様が歩いて在宅退院するところまで関わることができ充実感にあふれています。回復期リハビリテーション病棟は、患者様と共に回復の過程を喜び感じることができる素晴らしい病棟です。
回復期リハビリテーション病棟では医師をはじめリハビリスタッフやソーシャルワーカーと連携を取りながら看護しています。他職種とも仲良く協働できる職場です!

4階西病棟

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機能障害の軽減、ADL向上と在宅復帰を目標にリハビリを行う回復期リハビリテーション病棟です。患者さまに対して、医療専門職がチームを組み、食事・排泄・歩行・着替え・歩行・言語コミュニケーション・入浴などの日常生活動作を身に付けるための支援を行なっています。
そして、各職種(医師・看護師・介護士・各種療法士・栄養士・薬剤師・ソーシャルワーカーなど)が連携を取り合い「一人はみんなのために、みんなは一人のために」One for All , All for Oneの協力のこころで、チームアプローチによる質の高いチーム医療を目指し、患者さまのADLの改善に努力しています。
病棟職員の年齢層は高めですが、ベテランの味を出した看護をしており、職員間は元気に挨拶を交わし、家庭的で明るく暖かい協力しあえる雰囲気の病棟です。

4階東病棟

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45床の回復期リハビリテーション病棟です。入院時から退院後の生活を見据え早期の在宅復帰を目指しそれぞれの専門職が連携をとり支援しています。そのなかでも看護師は24時間患者に寄り添い、患者の思いに沿って支えていく重要な役割を担っています。病棟では毎日15分程度ショートカンファレンスを持ち、より良い看護、介護が提供できるよう情報共有や意見交換を行っています。
当病棟は若いスタッフや子育てママさんも多く、活気がありチームワーク抜群です。また新採用者には一日も早く職場環境に慣れるようスタッフ一丸でサポートしています。
病院も新しくなり環境もよくなりました。4階からの緑豊かな景色に癒される毎日です。若さをパワーにあたたかい看護、介護を提供していきます。

© 2016 三重県済生会明和病院 看護部
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